作品紹介
小説情報
レーベル | 角川スニーカー文庫 |
製品名 | 氷菓 |
著者 | 米澤穂信 |
初出 | 2001年11月 |
アニメ情報
監督 | 安里麻里 |
放送局 | TOKYO MXほか |
放送期間 全22話 | 2012年4月22 日 - 9月16日 |
何事にも積極的に関わろうとしない「省エネ主義」を信条とする神山高校1年生の折木奉太郎は、姉・供恵からの勧めで古典部に入部する。
しかし、古典部には同じ1年生の千反田えるも「一身上の都合」で入部していた。
奉太郎とは腐れ縁の福部里志も古典部の一員となり、活動目的が不明なまま古典部は復活する。
そして、えるの強烈な好奇心を発端として、奉太郎は日常の中に潜む様々な謎を解き明かしていく。
ある日、奉太郎はえるから助けを求められる。
それは、彼女が元古典部部長の伯父から幼少期に聞かされた、古典部に関わる話を思い出したいというものだった。
奉太郎の幼馴染で里志に好意を持つ伊原摩耶花の入部後、古典部の文集『氷菓』がその手掛かりだと知った奉太郎は、仲間たちと共に、『氷菓』に秘められた33年前の真実に挑むことになる。

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著者情報
米澤 穂信(よねざわ ほのぶ)
物心ついた頃から漠然と作家業を志すようになる。
11歳でハーバート・ジョージ・ウェルズ『宇宙戦争』の続篇という形で二次創作を書き、中学2年生あたりからオリジナルの小説を書き始めた。
金沢大学文学部の2年生から、ウェブサイトでネット小説サイト「汎夢殿」(はんむでん)を運営し、作品を発表し始める(デビューが決まった後「汎夢殿」は一旦閉鎖され、これらの作品は現在読むことが出来ない)。
様々な種類のエンターテイメント作品を書いていたが、大学時代に北村薫の『空飛ぶ馬』、『六の宮の姫君』(東京創元社、1992年)を読み衝撃を受け、ミステリーへの方向性を決める。
作品リスト
〈古典部〉シリーズ
- 氷菓
- 愚者のエンドロール
- クドリャフカの順番 「十文字」事件
- 遠まわりする雛
- ふたりの距離の概算
- いまさら翼といわれても
〈小市民〉シリーズ
- 春期限定いちごタルト事件
- 夏期限定トロピカルパフェ事件
- 秋期限定栗きんとん事件
- 巴里マカロンの謎
〈ベルーフ〉シリーズ
- 王とサーカス
- 真実の10メートル手前
その他の小説
- さよなら妖精
- 犬はどこだ
- ボトルネック
- インシテミル
- 儚い羊たちの祝宴
- 追想五断章
- 折れた竜骨
- リカーシブル
- 満願
- 本と鍵の季節
- Iの悲劇
- 黒牢城
アニメ作品情報
主要キャラ声優
折木奉太郎:中村悠一
千反田える:佐藤聡美
福部里志:阪口大助
伊原摩耶花:茅野愛衣
折木供恵:雪野五月
遠垣内将司:置鮎龍太郎
入須冬実:ゆかな
糸魚川養子:小山茉美
十文字かほ:早見沙織
江波倉子:悠木碧
作品感想とネタバレ記事一覧
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