前回までのあらすじ
ユーリに偽装夫婦と怪しまれたロイドたちは、本物の夫婦であることを証明するためにキスをすることに。
オペレーション〈梟〉のため即座に対応しようとするロイドとは逆に、とてもシラフではできないと、ワインをガブ飲みして泥酔するヨル。
そんな姉を見るユーリも、同じく泥酔して正常な判断ができず……。
作中のセリフはキャラ毎に色分けして表現しています。
ロイド
ヨル
アーニャ
ユーリ
フランキー
その他
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【mission9】ラブラブを見せつけよ
ヨル|とととととても、シラフでは出来ません…
お酒をガブ飲みするヨル
過去にも見せた(お城貸切りの時)酒癖の悪い
酔っ払いヨルさんここに完成
ヨル|お待たせしましたー
ロイド|えっ…あっ…ハイ
(嫌でしたら無理しなくても…)小声
ヨル|いえこれは私の為でもあるのです…
ユーリ|何をごにょごにょやってるんだ!
出来るのか、出来ないのか
本物の夫婦だと証明してみせろー!!
フォークを投げつけるヨル
フォークがもう刃物のように鋭利です。
ヨル|黙ってなさいユーリ
今から私たちのラブラブを見せつけてやるのれす
ロイドを押し倒し上にのしかかる
呂律が回っていない酔っ払いヨルさん
ヨル|いきますわよダーリン
ほら。目を閉じなさい
もはや暴漢だ。
ロイド|えっヨル…さん…
目を閉じながら近づいてくるヨルの顔
ロイドも目を閉じて受け入れる
ユーリ|姉さんっ!!
なんてみだらなぁぁぁぁ…
子供の頃の回想を始めるユーリ
子供のユーリ|姉さんっ!!
学校のテストで1番!!!
ヨル|凄いですっ!
ご褒美のチュッ
子供のユーリ|僕、大人になったら
姉さんと結婚するっ!!
ヨル|じゃあ、お嫁に行かずに
待ってなくちゃねっ♡待ってなくちゃねっ♡待ってなくちゃねっ♡待ってなくちゃねっ♡待ってなくちゃねっ♡
過去のヨルの言葉がユーリの脳内でこだまする。
ユーリのシスコンにはヨルにも責任がありそうだ。
ユーリ|駄目だぁぁぁ!
姉さぁぁぁぁん!!!
やっぱり僕の目の前で、他の男とキスなど
断じてぇぇぇぇ!!!

飛びかかって止めようとするユーリ
酔っていても恥ずかしさが勝ったヨル
ヨル|やっぱりぃぃ!
だぁぁぁめぇぇぇぇ!!
なぜかビンタを繰り出すヨル
自分勝手だ。
ひらりとかわすロイド
そしてそのビンタは全力でユーリを吹き飛ばす
ユーリは捻りを加えながら壁まで飛んでいく。

血まみれになりながらロイドとのラブラブを止めにきたユーリを全力で拒否したヨルとロイドのラブラブを確信するユーリだった。
まぁ、結果オーライってやつだ。
ユーリ|ロイド・フォージャー
ひとまず姉さんの唇は貴様に預ける!
ヨル|何を言ってるんですかぁぁぁぁ!
再び全力のビンタ
またも壁まで吹き飛ぶ。
頭から血が吹き出てるユーリ
ヨル|大丈夫ですかユーリ
フラフラですよぉ…
※お前がやったんだよ
ユーリ|それより姉さんもゆらゆらだよぉ…
※酔っ払ってんだよ
ロイドが暖かい声をかけるが受け入れる事が出来ないユーリはつい悪態をついてしまう。
ユーリ|もういい、帰る!!!
ロイド|またいつでも遊びに来て下さい。
ヨルさんも喜ぶし、今度は是非
娘が起きている時にでも♪
ヨル|アーニャさん、あなたが来るの頑張って待ってたんですよぉ。是非遊んであげてっ♪

逃げるように帰るユーリ
なぜ敵対したがるのか…
大人になれないシスコンでした。
ヨル|気をつけてねー
叫んだら近所迷惑よー
ユーリのシスコンはヨルが甘やかしすぎたんだろう。
ユーリの帰宅後、後片付けをするロイドとヨル
ロイド|(よし。盗聴器は無いな。
秘密警察あの弟ならやりかねん。用心用心。)
片付けが終わり、そして眠る2人
もちろん「別々で」
翌朝
アーニャ|おはようます。
ちち、なんだか今日はみどり色

ロイド|寝ぼけてないで顔を洗ってこい
洗面所でヨルと鉢合わせる
ヨル|おはようございます。
昨日はユーリに会えなくて残念でしたね。
アーニャ|だれそれ?
ヨル|(えっあんなに楽しみにしてくれてたのに…)
朝食時にロイドの心を読んで「ユーリ」が楽しみにしていた「おじ」だと思い出す。
しかも「秘密警察」だと言うことも知る。
アーニャの心の声|ひっ!!秘密警察!!!
って何??秘密…と警察…
なんかわくわく!!!
アーニャ|何でアーニャ紹介しなかったぁぁぁぁ!
わくわく返せぇぇ!!
ロイド|そんなに会いたかったのか…
ほら、早く食べろ。遅刻するぞ。
食事をとりながらロイドがさまざまな事を考える。
保安局員を弟に持つヨル
弟が保安局員だと気づいていないようだが本当は俺に近づくための演技かもしれん。
全て疑ってかかならいとな…
そんな心の声を聞きいたたまれなくなるアーニャ
アーニャ|父…母は………………。
料理へた……………。
心が読める事を隠しているアーニャはヨルは疑う必要がない事を知っているが伝える事が出来ない。
アーニャの咄嗟の発言により、朝食を作ったヨルは傷つくw
警戒したロイドはヨルの首元に小型の盗聴器を仕掛けて監視する事にした。
警戒するロイドに少し距離を感じてしまうヨル
不甲斐ない自分にご立腹なのではとへこんでしまう。
どちらの心の声も聞いているアーニャ
学校に行くバスに乗る直前
アーニャ|父と母。
仲良くしないとダメ!!!

言い残し学校に向かう。
ユーリの仕事場ロッカールーム
上司|なんだ?その怪我は。
酔った勢いで旦那さんに喧嘩でもふっかけたか?
酒やめろって。
酒癖が悪いのはデフォみたいです。
ユーリ|だってあんな奴に姉さんを…
上司|嫌な奴だったのか?
昨日の出来事を思い出す限り嫌な奴ではない。
ユーリ|良い奴。だった気がします。
いっそスパイだったら牢に…
しまった!!リビングや寝室に盗聴器を仕掛けてくるのを忘れてしまった…
イヤだめだ!!万が一姉さんのあんな声やこんな声が聞こえてしまったら僕の心がもたない…
ロッカーにキツツキの如く頭を打ち付けるユーリ
上司|その傷、自傷なの?
仕事に本腰入れるためにもいい加減姉離れしろ。
我々は西のスパイ、とりわけ黄昏を捕まえる使命がある。
ユーリ|わかってます。

ヨルの職場
同僚にいい妻になる為にどうするか相談する。
料理も出来ない自分が不甲斐ないらしい。
男性とお付き合いをした経験がないヨル
どう接したら良いのかわからないのだ。
屋上で盗聴器から聞こえるヨルと同僚の話を分析するロイドだが大した情報が得られない。
ロイド|何か決定打を得るには
こちらから仕掛けるしかないか
上司に手紙を出してくるように言われ外出するヨル
歩いていると秘密警察に声をかけられる。
実はこの秘密警察、ロイドとフランキーが変装した偽物だった。
ヨル|私、既婚者です!!
フランキー警察|ナンパなどしていない。
取り調べという形で。
手紙が西側に向けた暗号だとイチャモンをつける。
フランキー警察|貴様の名前は?
ヨル|ヨル・フォージャーです。
フランキー警察|おやおやおや?
ヨル・フォージャーだとぅ。
ここに名前が書いてあるな。
協力者の1人だと。
身内に保安局員がいたら容疑はあやむやになり釈放になるなんて過去の事例ををほのめかしながらユーリの名前が出てくるかどうか探る偽保安局員2人組。
悪態をつきながらヨルの精神を追い込む。
ヨル|私は、日々この国の人々の為に働いています。
スパイ行為など決して行いません!
フランキー警察|シラを切っても無駄だ!
いいから大人しく…
掴みかかるフランキー警察
その腕をへし曲げ軽々と押さえつけるヨル
ヨル|私、既婚者だと申し上げました。
気安く触れないでください。
ロイド警察|お前、こんな真似して家族諸共タダでは済まんぞ。
ヨル|弟も夫もとても優しくて善良な市民です。
もし彼らに不当な危害を加えようと仰るなら
例えあなた方が相手でも私、容赦しません。
殺し屋の目つきになり構えるヨル
ロイド警察|おや、モップ少尉
この暗号本当に合っているか?
フランキー警察|えっ?そんなハズは…
うえっっ!これは!!!
よく見たらタヌキ暗号ではなく、ケムシ暗号ではないかーー!!
茶番で嫌疑が晴れた事を伝える。
こうしてヨルは解放された。
帰り道、偶然を装いヨルと合流するロイド
首元の盗聴器もさりげなく取り外す。
そのままのヨルでいてくれて笑顔でいて欲しいと伝えるロイド。
気負いするよりも楽しく過ごしたいとまさに本当の夫婦のような会話で和ませてくれます。
帰宅して少しするとアーニャも帰ってくる
アーニャ|父、母、アーニャ帰還した!
変わった「ただいま」を告げた帰宅後のアーニャはすぐに立ち尽くしてしまいます。
2人の心の声を読み
アーニャ|父と母、仲良しっ♡
笑顔で告げる。
ロイド|だから元々喧嘩なんてしてないってば!
ヨル|ケーキありますよ!アーニャさん。
アーニャ|ケーキ!食べるぅぅぅぅ♡
3つ並んだ紅茶のマグカップが暖かい。
感想
この一家の人間関係がかなり複雑だ。
家族全員が裏の顔を持ち、秘密にしている。
そしてその関係性がこじれることなく円満な仲の良い家族を目指して関係性に情が出てきているのが面白い。
本来ロイドとヨルも敵同士の立場なのだ。
ロイド|西からのスパイ(黄昏)
アーニャ|心が読める超能力少女
ヨル|東国の裏切り者を抹殺する殺し屋(いばら姫)
ユーリ|秘密警察(黄昏を追う任務)
この複雑な関係が露見しないように、かつ平凡に暮らす(表面上)ファミリードラマが非常に面白い。
ユーリは職権濫用しようとしてまでロイドを拒否したがるが、心のどこかではロイドを認めているようにも見える。
さまざまな観点から面白いお話でした♪